MacのBootCampへWindowsインストールで発生した3つのエラーと解決方法

MacのBootCampへWindowsインストールでトラブル発生Mac

仕事で成果を出しながら、 自分と家族との時間を取り戻す!

やっちゃえ!オッサン 吉乃建志です。

 

以前、MacbookProのBootCampにWindowsをインストールしました。

 

すんなり行くかと思いきや、紆余曲折があり何度もつまずくことに・・・

どんなエラーが発生して、どう対処すればよかったのか。

 

解決方法を含めて説明します。

 

(2015年に書いた記事のリライトです。OS環境などは当時の状態です)

 

MacのBootCampにWindowsをインストールするのは簡単?

 

「MacのBootCampへWindowsをインストールするのは簡単」

なんて記事をたくさん目にします。

実際手順としては、そんなに難しいものではありません。

 

でも環境によっては、うまくインストールできないといった様々なトラブルも発生するようです。

 

1.BootCampにWindows7をインストールする途中でエラー

僕が使っていたのはMacBook Pro Ratina13インチ(2014mid)

先ずは、このMacBook ProのBootCampにWindows7 Professional SP1(64bit)をインストールしようとしました。

 

問題:インストール中にエラー発生

でも、ここで最初のトラブル発生。

Windows7のisoファイルはMicrosoftからダウンロードしたものを使ったのですが、Windows7のインストール中にエラーが発生してしまいます。

 

エラーメッセージ

Windowsを開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの変更が原因の可能性があります。問題を解決するには次の方法があります:

1.Windowsインストーディスクを挿入してコンピュータを再起動します。

2.言語の設定を選んでから、[次へ]をクリックします。

3.[コンピュータの修復]をクリックします。

 

このディスクがない場合は、システム管理者またはコンピュータの製造元にお問い合わせください。

 

ファイル:\windows\sysytem32\drivers\AppleSSD.sys

状態:0xc0000428

情報:このファイルのデジタル署名を検証できません。

 

何度繰り返しても同じエラーが発生しました。

 

解決:Boot Camp Support Softwareを以前のバージョンに置き換え

調べると、こちらに書かれている方法で解決しました。

 

・BootCampでWindowsのインストールに失敗する問題の解決方法 AppleSSD.sys 0xc0000428 このファイルのデジタル署名を検証できません。

 

最新のBootCamp Support Softwareに問題の可能性がある様です。

別のバージョンをダウンロードし、置き換えます。

 

ちなみに私の環境では「Boot Camp Support Software 5.1.5640」でうまくいきました。(2015年9月30日現在)

 

・Boot Camp Support Software 5.1.5640のダウンロード

 

BootCampへのWindowsインストールではまず、インスト-ル用のUSBメモリを作成します。

この、インストール用USBに保存されているBoot Camp Support Softwareを、ダウンロードした以前のバージョンである、Boot Camp Support Software 5.1.5640に置き換えます。

 

Boot Camp Support Softwareの置き換え手順

USBメモリに保存されている下記フォルダを、そのフォルダごと5.1.5640のファイルに置き換えます。

 

“$WinPEDriver$”フォルダ

“BootCamp”フォルダ

 

これで再度インストールするとエラーは発生しませんでした。

無事Windows7のインストールに成功しました。

 

2.Windows10へアップグレードできない

次に、BootCampにインストールしたWindows7を、Windows10にアップグレードします。

(以前、Windows7からWindows10への無償アップグレードに申し込んでいました)

 

ところが、ここでもトラブルが発生しました。

 

【この時点での環境】

・MacBook Pro Ratina13インチ(2014mid)

・BootCampにWindows7 Professional SP1(64Bit)をインストール済み

 

アップグレード前の準備

BootCampでWindows7を起動します。

Apple software updateを起動し、ドライバ類の更新がある場合には全て更新しておきます。

 

問題:アップグレードを予約できない

まずWindows7インストール後にはWindowsUpdateを行い、全ての更新を行います

これにより、Windows10へのアップグレードをするための「Windowsマーク」がタスクトレイに表示されるはずなのですが・・・

 

いつまでたっても表示されません。

 

解決:ディスクイメージをダウンロードしてアップグレード

そのため、アップグレード予約からのアップグレードをあきらめました。

ネットからディスクイメージをダウンロードして、アップグレードすることにしました。

 

Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

 

これで先に進めました。

 

ディスクイメージからのアップグレードでもエラー

先ほどの「Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード」からアップグレードするために、

画面の指示に従い

「ツールを今すぐダウンロード(64ビットバージョン)」

を選びます。

 

画面を進め、

「実行する操作を選んでください」画面で、

「このPCを今すぐアップグレードする」を選び

「次へ」をクリックするとダウンロードが開始されます。

 

問題:セットアップが中断される

ところがダウンロードが終わりアップグレードが始まるところで、新しいエラーが発生

 

「不明なコマンドラインオプション[/DynamicUpdate]が指定されました。」

と表示されました。

「OK」をクリックするとセットアップが中断されてしまいます。

 

不明なコマンドラインオプションDynamicUpdateが指定されましたのエラー画面

 

再度繰り返しても結果は一緒です。

同じエラーが発生してしまいアップグレードが先に進みません。

 

解決:インストールメディアを作りアップグレード

そこで、

「実行する操作を選んでください」画面で

もう一つの選択肢、

「他のPC用にインストールメディアを作る」の方を

選択しました。

 

※USBメモリの準備が必要です。

USBメモリに、Windows10アップグレードのためのインストールメディアが作成されます。

 

このUSBメモリの中に作成されている”setup.exe”を起動します。

するとインストーラが起動し、無事アップグレードを進めることができました

 

3.一部キーが認識されない。

ここままでで、BootcampにWindows10をインストールできました。

引き続いて、Windows10の設定を進めます。

 

【この時点での環境】

・MacBook Pro Ratina13インチ(2014mid)

・BootcampにWindows10 Professionalをインストール済み

 

問題:「かな」キーと「英数」キーが認識されない

しかし、一部キーの認識に問題が・・・

 

日本語入力にATOKをインストールし、日本語ON/OFFに「かな」キーと「英数」キーを割り当てようとしたのですが、認識されないのです。

 

解決:Bootcamp support softwareのインストール

調べると、Bootcamp support softwareをインストールし直すことで解決できるようです。

 

具体的な手順は次の通りです。

 

1)MacでBootCcampアシスタントを開く

まずはじめに、BootCcampアシスタントを開きます。

 

表示されたBootCampアシスタントの画面で、

「最新のWindowsサポートウェアをAppleからダウンロード」

チェックを入れます。

 

「続ける」ボタンをクリックします。

 

2)保存先ディスクの選択

「Windowsサポートソフトウェアを保存」画面が表示されます。

 

保存先ディスクを選択し、

「続ける」ボタンをクリックします。

 

※ここでUSBメモリのフォーマットを求められる場合もあるようです。

 

そうすると、Windowsサポートソフトウェアのダウンロードが始まります。

 

3)ユーティリティのダウンロード完了

しばらくすると、

「Windowsのインストール後にこのWindowsサポートソフトウェアをインストールしてください。」とメッセージが表示されます。

 

これでダウンロードは完了です。

 

4)Windows10を起動

BootCampでWindows10を起動します。

Windows10の画面で、BootCampアシスタントで作成したファイルを実行します。

 

【実行するファイル】

“/BootCamp/setup.exe”

 

5)BootCampサービスを修復

setup.exeを実行すると表示される

「BootCampサービスを修復」画面で

「修復」をクリックします。

 

BootCampの修復が行われます。

 

6)ディスプレイの解像度に問題が発生した場合には

この後、ディスプレイの解像度が「1024×768」など低くなってしまうことがあります。

その場合には、Windows Updateから最新の「Intel Iris Pro」用のドライバをインストールすると解決します。

 

7)IMEの設定

その後、使用するIMEの日本語入力切り替えの設定を行います。

以上です。

 

※解決方法は、下記の記事を参考にしました。

・Windows10のbootcampでかな/英数 入力切り替えができないときの対処法

・Boot Camp環境のWindows 10で、かな、英数で日本語入力切り替えが出来ない問題を解決する

 

もっと問題・トラブルを解決して時間を生み出すには

ということで、ツールのトラブルや問題は調べて解決。

経験者の知恵を借りて、時間泥棒を退治です。

 

でも、もしあなたに、

「普段から周りに流され仕事だらけ。時間の余裕もないんだよな」

という悩みがあるとしたら。

そんな今を変えるためのヒントを、メルマガで発信中です。

 

コメント