夏でもおでん!「金沢おでん」はため息が出る美味しさだった

夏でもおでん金沢で

旅先で美味しい物に出会うと嬉しいですよね。

この夏、金沢で食べた「金沢おでん」もその一つ。

夏に、おでん

と思いました?

でも、金沢では一年中おでんが食べられているそうです。

そんな「金沢おでん」は、食べた瞬間に思わずため息が出る美味しさでした。

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金沢おでん

8月の北陸旅行では、金沢にも訪れました。

旅先での食事は、悩む楽しみがあります。

できればその土地の名物を食べたいですよね。

今回、金沢で食べたのは「金沢おでん」です。

金沢おでんとは?

石川県は、人口当たりの おでん料理店の数が日本一だったり、

一説には、金沢は日本一おでんが食べられている地域だとか。

金沢おでん」には、明確な定義があるわけではありません。

金沢で多くの人に親しまれている総称が「金沢おでん」です。

お店や家庭、それぞれの味があるわけです。

つまり、色々なお店で色々な味を楽しんむことができるということですね。

今回訪れたお店

さて「金沢おでん」のお店を調べると、沢山の人気店が見つかります。

どこに行くか迷います。

その中で、今回は「三幸」に訪れました。

三幸(みゆき)

お店は、北陸鉄道バスの片町バス停が最寄りです。

徒歩3分の路地に少し入ったところにあります。

おでん居酒屋 三幸|食べログ

高砂

こちらのお店も人気のようです。

実は、「三幸」とこちらの「高砂」のどちらに行こうかと悩みました。

でも、この日は「高砂」が定休日だったということもあって「三幸」に決めました。

おでん 高砂|食べログ

お店に到着。混雑具合は?

三幸に到着したのが、19:00より少し前

金沢おでん三幸

開店時刻(17:00)からしばらく経っており

「もう混雑しているかな?」

と心配しながらお店に入ったのですが・・・

平日だったおかげか、まだ席の空きもあり、すんなり座ることができました。

奥行きのある店内には、カウンター席とテーブル席とがあります。

この後、19:30頃には全部の席が埋まりました。

おでん種は何を選ぼう?

何はともあれ

せっかくなので金沢らしい物を食べたいじゃないですか。

お店の方に

「金沢らしい料理は何ですか?」

と伺いながらの注文

色々と教えてもらいながら選んだのは、次のおでん種です。

梅貝ふかし車麩

透き通ったお出しに浸されて、

いよいよ、金沢おでんが目の前にやってきました。

金沢おでんの梅貝、ふかし、車麩

梅貝のおでん

おでん鍋の中の梅貝を見ると、貝殻の大きさが拳ぐらいあってビックリ!

お店の方が、貝殻から身を取り出して切ってからお皿に盛ってくれます。

とにかく肝が絶品!!でした。

普通、貝の肝というと変な苦味が気になることがあります。

しかし、これは肝の美味しさに出汁が絡んだ旨味だけが味わえます。

口に含んで噛んだ瞬間に

ふぅ

と、思わずため息が出るほど。

久しぶりの感覚です。

そして身も艶かしい柔らかさ。

思わず、おかわりを注文!

金沢おでんの梅貝をおかわり

ふかし

ふかし」とは、魚のすり身を蒸かして(ふかして)作られます。

円盤状で、かまぼこなどに比べると柔らかい食感が特徴の石川県の練り物です。

出汁で、煮られることで更に優しい食感になっています。

練り物はもとの素材の味に出汁の味が染みて加わって、おでん種の定番ですね。

車麩(くるまぶ)

車麩」は、焼き麩のひとつです。

棒に巻いて焼くので、輪切りにしたとき真ん中に穴が空いた形になります。

車麩は、北陸地方や新潟県でよく食べられている食べ物。

おでんにすると ふにゃふにゃ、一見頼りなさげに思えますが、たっぷり出汁を吸ってるのが嬉しい。

出汁を食べている感じです。

おでんの具としては優秀!

影のエース級ですね。

他にも金沢名物は

おでん以外の金沢名物も食べます。

金時草酢

金時草(きんじそう)は、加賀野菜のひとつで夏が旬。

それを、酢の物にしています。

加賀野菜を使った料理の金時草酢

シャクシャクとした歯ごたえと、しっかりさっぱりした味わいが暑い時期向きの一品でした。

おでんの合間に食べると、口の中に残るうま味がさっぱりとリセットされます。

白えび唐揚げ

白えびは、富山湾で捕れる小型のエビです。

金沢市をはじめとした石川県でも食べられています。

金沢で食べた白えび唐揚げ

唐揚げになると、サクッと軽い歯ごたえが香ばしい。

ほのかにえびの甘さを感じます。

食事と一緒に地酒も

料理には、地酒も合わせたいですね。

宗玄 特別純米 純酔無垢

冷やで

ちろりに入って出てきました。

石川県の地酒「宗玄 特別純米 純酔無垢」

穏やかでふくよかな口当たりです。

おでんに合いますね。

堪能しました。

次の機会ではこれも食べたい

梅貝のお造り

今回は、とにかく梅貝の美味しさに打ちのめされました。

おかわりした梅貝のおでんを食べ終わっても、まだ名残惜しい。

メニューで目に付いた「梅貝のお造り」にも惹かれました。

でも、また次回のお楽しみにしました。

そのくらいの名残りあった方が、次にまた来たいという人生の楽しみになるので良しとしておきましょう。

カニ面

金沢おでんの王様と呼ばれるのが「カニ面」です。

「カニ面」とは、ズワイガニのメスである「香箱ガニ」の甲羅に、カニ身や内子・外子を詰めておでんにしたもの。

ただし、香箱ガニの漁期が11月頭から年末頃までと約2ヶ月ほどしかありません。

そのことから、「カニ面」が食べられる時期も11月7日から12月29日までの短期間に限られています。

正に、季節限定の味

是非、その時期に訪れて食べたいです。

食後の散策

食後は、近隣を散策しました。

「武士の家計簿」主人公の生家

片町交差点を渡るとあったのが

映画「武士の家計簿」主人公である猪山直之の生家跡

映画「武士の家計簿」の説明版

映画「武士の家計簿」

猪山直之 生家跡地付近

映画「武士の家計簿」の主人公猪山直之(なおゆき)の生家は、二代十兵衛・三代伝兵衛の代には千石取りの藩士菊池家に仕え、五代市進の代より御算用者となり、代々の家の職ともなっていたった。

六代綏之(やすゆき)は、算用者十代藩主重教(しげみち)の御次執筆(おつぎしっぴつ)役となり、七代信之は、算用者として十三代斉泰(なりやす)の正室溶(よう)を将軍家より迎えるにあたり、御婚礼方御用(ごこんれいかたごよう)を勤めた。

主人公となった八代直之も、算用者から十三代斉泰の御次執筆役となり、次いで十四代慶寧(よしやす)、十五代となる利嗣(としつぐ)の御次御用を勤めた。

九代成之(なりゆき)も算用者となり、明治維新をむかえ新政府において軍務官会計方となり、さらに算用者としての才を発揮し、兵部省会計司として立身した。

猪山家の屋敷は、史料には養智院前(旧裏古寺町)と表記され、現在の片町二丁目となるこの辺りの地に所在していた。

金沢市

で、

この場所、現在はコンビニのポプラになっています。

金沢にもコンビニのポプラ

広島県が本部のチェーンですが、こんなところにも店舗があるんですね。

武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新|Wikipedia

犀川大橋

片町から犀川の方へ歩くと、犀川大橋が架かっています。

金沢の犀川大橋北詰

犀川大橋

この橋は、大正13年(1924)に完成した曲弦ワーレントラス橋で、国の登録有形文化財に登録されています。

ワーレントラス形式の道路橋としては、日本で最も古いそうです。

犀川大橋

重厚な印象で、車で通ると鉄のトンネルをくぐるような感覚になりそう。

橋の上部の橋名板は、当時石川県知事だった長谷川久一氏の記によるものとのこと。

金沢の犀川大橋南詰

犀川大橋

にし茶屋街

犀川大橋を渡り、野町広小路の交差点を右に曲がります。

100mほど進むと、左手に見えるのが「にし茶屋街」です。

金沢のにし茶屋街

昼間に訪れ、観光客で賑わっていた「ひがし茶屋街」に比べると、閑散としています。

既に夜も更けた時刻ということもあり、誰も歩いていませんね。

夜の金沢のにし茶屋街

燈に浮かび上がる出格子(でごうし)や黒瓦の建物が、茶屋街の雰囲気を醸し出しています。

金沢のにし茶屋街

金沢のにし茶屋街

通りを進むと、歴史的な雰囲気の建物がありました。

金沢のにし茶屋街の西検番事務所

西検番事務所(にしけんばんじむしょ)です。

これも国の登録有形文化財に登録されています。

芸妓衆の稽古場兼管理事務所として建設されました。

玄関ポーチにのバージボード(飾り破風)は、明治期に流行した作りだそうです。

手前が橋のようになっているのは、昔は水路が通っていたのでしょうか?

この、にし茶屋街の近くには、寺町寺院群があります。

そこには、忍者寺として有名な「妙立寺」もあるので、昼間であればセットで巡るのがいいでしょうね。

金沢のにし茶屋街

また金沢へ

金沢は、観光・食事・文化と魅力が一杯!

この街には、違う季節にも訪れたいですね。