問題を認識したとき、何が何でも解決しようとしていませんか。
でも、その問題が解決しなくても良い問題だとしたら。
問題と認識してるのに、解決しないのは間違ってるんじゃないの?と思ったあなた。
思い込みのワナにはまっているのかも・・・
解決しなくても良い問題とは何か?
3つのケースがあります。
『人生を自分のコースに取り戻す「やっちゃえオッサン!48」プロジェクト』よしのケンジです。
人生を自分のコースに取り戻すためにも、抱えている問題を減らして行きたいものです。
でも闇雲に問題解決に手と付けていると、時間がいくらあっても足らないかも。
解決しなくても、解消できる問題を上手く見極めて、自分が楽しいと思えるコースを走り始めるために時間を使いましょう。
1.優先度が低い
まずひとつ目は、問題管理のマトリックスに当てはめたとき、最も優先度が低いエリアに存在するものです。
(問題管理のマトリックスはこちらを参照ください)
つまり、重要度も、緊急度も、どちらも低いケースです。
これは、問題が発生した場合の影響度が低く、対応するリソースの消費量を考えると割に合わないため、敢えてその問題発生のリスクを許容するということです。
問題発生した際のリカバリーが簡単な場合も、これに当てはまると考えてよいでしょう。
2.間接的に解消
次にふたつ目は、別の問題を解決することで解消されてしまう問題です。
これに該当する場合ということは、実は問題分析が浅く、本質的な問題の原因にたどり着けていなかった可能性があります。
したがって本質的には、問題分析プロセスのやり方を見直す必要があります。
3.問題が消える
最後に3つ目です。
これは環境が変わり、問題が問題ではなくなったケース。
環境の変化により、問題が発生する前提がなくなったケースです。
また、別のやり方に変わった結果、問題発生原因となる業務フローを通らなくなるケースも、この中に含まれると考えてよいでしょう。
したがって、環境や業務フローが、変わる場合には、問題管理されている対象を再評価すべきです。
まとめ
問題管理されている対象は必ず何らかの対応を行い解決すべき、だとは限りません。
今回挙げた、「解決しない」ということも選択肢に含め、全体として最適な対応を選んでいくべきなのです。
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
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