ニュースやネットでは、AIやロボットが人間の仕事を奪ってしまうという話題が多く出ています。
でも本当にそうなんでしょうか。
AIは人間の仕事を「奪って」しまうのか?
実は奪われるのではなく、求められる仕事の質が変化していくだけなのでは無いか。
『人生を自分のコースに取り戻す「やっちゃえオッサン!48」プロジェクト』よしのケンジです。
「AIが人間の仕事を奪う」僕も先日、関連した記事をアップしました。
でもその後、少し考え方を変えてみたんです。
奴隷が廃れた理由
それまで人間の力を使わなければできなかった仕事が、機械化により人間の力に頼ることなくこなせるようになっていったように。
古代ローマでは、多くの奴隷が使われていましたが、やがて廃れていきます。
それは今のわれわれの感覚でいえば、人権上の問題があり、時代が進むにつれて奴隷となっていた人達が解放されたのだ、という解釈をしてしまいます。
でも次のような説があります。
実態としては、
人権上の問題から開放されたのではなく、
奴隷によって提供される労働力が、
その後の機械化によって提供される労働力と比べて、
維持コストのバランスが見合わなくなってしまったのだ。
僕もこの説に賛成です。
つまり奴隷が廃れたのは、人間がやるべき仕事としての求められる内容、質が変化したことの結果だと理解しています。
AIの発展についても、同様の現象が起きてくるのではないかと考えています。
AIは仕事を奪わない
それまで人間でなければできなかった仕事が、AIであればもっと効率よく、しかも低コストで、更に短時間で出来る、ということになれば、その仕事は人間が行う必然性はなくなってしまうのです。
つまり、人間が行うべき仕事が変化するということ。
それを「AIが仕事を奪ってしまう」と表現してしまうのはちょっと違うのではないかと思うのです。
そのとき人間がすべき仕事は
では、そのような世界になったとき、人間はどのような仕事をすべきなのでしょうか。
もちろん、「新しい仕事」というのはでてきているでしょう。
しかし僕は、それまでの仕事全てがAIに置き換わってしまうとは考えていません。
人間が人間の能力だけで行うよりも、AIの力を借りることで、もっと良い結果を出す。
AIは人間の能力を補助するものになるのではないでしょうか。
例えばGoogle検索が、あたかも人間の記憶を拡張するようになったように。
人間の考える力を拡張するツールとして、AIが活用されるようになる、というのが僕の予測です。
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
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