やる気の出ない時に、やる気を出すにはどうすれば良いでしょう。
てっきり気の緩みのために、やる気が出ないのだと思ったのですが、そうでは無いようです。
このやる気の出ない状態は、「明確な目的」と「脳内ホルモン」のために発生していました。
「やる気スイッチ」はあるの?
やる気が出ない時ってありますよね。
そんな時、どうやってやる気を出していますか。
気持ちのスイッチを切り替える?
でもそれでは上手く行かないかもしれません。
やる気には明確な目標と脳内ホルモンのバランスが重要
明確な目的を持つことは、やる気=行動するための意欲を持つために欠かせない要素です。
更に行動のためには、三大神経伝達物質(いわゆる脳内ホルモン)のバランスが重要だということが分かっています。
ところが、脳内ホルモンを意図的にコントロールすることは難しいのです。
しかし、健康的な生活習慣によって間接的にコントロールすることは可能です。
幸せホルモンの副作用
明確な目的を持ち、健康的な生活習慣を心がけることが、結果的に「やる気」を持って行動することに繋がります。
そのため、成果を出していくにはやる気が必要ということになります。
そこで重要なのが三大神経伝達物質のバランスです。
三大神経伝達物質とは、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンのことです。
この内、セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。
精神の安定させ、心をリラックスさせる効果があるというとても喜ばしいものですね。
でもそのリラックス効果のためにやる気まで抑制されるという副作用があります。
つまりセロトニンのおかげで、とてもリラックスできるのですが同時にやる気が減退してしまうんです。
明確な目的でやる気の減退を克服するには
では、やる気を起こすにはリラックス状態から抜け出し、緊張状態に戻る必要があるのでしょうか。
いいえ
実は、明確な目的(=目標)を持つことでやる気の減退を克服できるというのです。
マウスを用いてセロトニンの分泌を誘発するような実験を行ったところ、「ゴールがない」状況にあったマウスでは活動が控えめになったことがわかりました。一方で、ゴール設定の有無に関わらず長期的にセロトニンの分泌を誘発されると、マウスはより活動的になったとのこと。
やる気の維持には心の安定が効果的
また興味深いことに
セロトニン誘発を数週間にわたって反復して行うと、今度はマウスはより迅速に行動するようになったそうです。
ということです。
これは、セロトニンは単純に行動を抑制するだけではなく、やる気の維持にプラスの効果があると考えられます。
つまり心を安定した状態に保ち続けることは、やる気にとってプラスに作用すると。
脳内ホルモンを間接的にコントロール
先に書いた三大神経伝達物質、いわゆる脳内ホルモンによって人間の感情は影響されます。
そして、やる気を維持するためには心を安定させることが効果的です。
でも人間が意識的に脳内ホルモンの分泌をコントロールし続けることは困難です。
しかし健康的な生活習慣を続けることが心身を安定させ、結果として脳内ホルモンのバランスを良い状態に保つことに繋がります。
明確な目的は常に意識しよう
そうすれば、あとは明確な目的を意識するだけです。
手帳の表紙に書く、机の目の前に貼り出しておくというように、常に意識しておける状態にしておきましょう。
やる気のために必要な2つのこと
行動するための「明確な目的」と、脳内ホルモンのバランスを保つための「健康的な生活習慣」
「やる気」出すためにこの2つを持つようにしましょう。
参考
「明確なゴールがないと「やる気」と関わる神経物質のセロトニンが放出されてもやる気が出ない(2017年02月16日 Gigazine)」
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
やっちゃえオッサン
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