20代半ばから体重の増加が気になり始め、30歳を過ぎた頃には立派なメタボに・・・
毎年、体重増加の新記録を更新し続けながら40歳を迎える。
毎年の人間ドックでは中性脂肪や高血圧の異常値のために、生活習慣病を指導される。
でも運動をしようにも、太りすぎと筋力の衰えで1メートルも走れない。
これ全部、以前の僕のことです。
今ではメタボ脱出し、フルマラソンも完走できるようになるまでにダイエット成功した僕ですが、何をやって変わることができたのか。
取り入れたのは、小さなたった2つの習慣です。
ダイエットは足し算と引き算
メタボ脱出するためのダイエットに難しい考えは必要ないと考えています。
シンプルに考えると、摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やせばダイエットになります。
摂取カロリー − 消費カロリー ≦ 0
つまり、足し算と引き算ができればダイエットはできると言うことです。
後はその足し算引き算を、いかに習慣に取り入れるかが成功の鍵です。
習慣その1:消費カロリーを増やす
1つ目の習慣は日々の生活に運動を取り入れるということです。
と言っても、いきなりスポーツジムに通ったり、ランニングを始めたりしたわけではありません。
スポーツジムに通うというのは面倒で続けられる自信がありませんでした。
それにランニングをしようにも当時はほぼ走ることができなかったですからね。
何もすごいことはしませんでした。
僕がやった運動、それは「歩く」ということだけです。
なぜ「歩く」なのか
歩くというのは非常にハードルの低い運動です。
何の道具もいりませんし、どこでも始めることが出来ます。
ペースも自分でコントロールできるというのも良かったです。
取りかかるハードルが低いというのは、続けるために非常に重要なことです。
「歩く」ことを習慣にするために
歩くことを日々の習慣に取り入れるために、ひとつの工夫を行いました。
それは、仕事への通勤定期の区間をわざと短くしたんです。
具体的には職場最寄り駅の2駅手前までにしました。
距離にすると3kmくらいです。
こうすることによって、強制的に朝夕に歩く距離が伸びます。
時間にすると片道30分、往復で60分のウォーキングの習慣を日々の生活に取り入れたことになります。
習慣その2:摂取カロリーを減らす
歩くことで、生活の習慣として消費カロリーを増やすことはできました。
では、摂取カロリーを減らすにはどうすれば良いでしょう。
単純に減らすだけなら絶食すれば摂取カロリーは激減しますが、それでは健康は保てません。
健康的にダイエットを行うには3食をちゃんと食べながら、生活の習慣として続けられることが重要です。
カロリーを記録する
ダイエットは足し算と引き算だと書きました。
だとすれば、どれだけ摂取してどれだけ消費したか、そのカロリーの数値が分からなければ計算できません。
しかし、食事のたびに食べたもののカロリーを調べて、メモや表に記録していくというのは非常に面倒です。
面倒だというのは習慣化の敵です。
簡単だと習慣として続けられませんよね。
「調べる」と「記録するを同時に行う
面倒なことは手抜きできるようにしましょう。
幸い、スマートフォンのダイエット用アプリがいくつもあります。
アプリの使い勝手は好みもあるでしょうから、あなたにあったものを探してみましょう。
参考までに僕が使ったのは「カロリー管理(痩せるアプリ)」というiPhoneアプリでした。
必要な機能は食事や運動の内容を記録すると、摂取カロリーや消費カロリーを自動的に計算して記録できることです。
アプリを使うメリットは3つ
- いつも手元にあるため、すぐにアプリを使える(使うのが簡単)
- 食べたものを記録すると同時にカロリーが自動的に調べられる(調べられるが簡単)
- 過去の記録が自動的に蓄積されていく(記録が簡単)
つまりは、頑張っちゃダメなんです簡単にできないと。
アプリを使った記録で、何を食べたのか、どれだけウォーキングしたのかを都度記録していくと、自動的にカロリーの足し算引き算を計算してくれます。
そのため、後どれだけ食べられるのか、後どのくらい運動しなければならないのかが一目瞭然になります。
半年後の結果
さて、この習慣を半年続けた後、人間ドックを受けました。
どのような結果になったでしょうか。
40歳(ダイエット前) | 41歳(ダイエット後) | |
体重 | 81.5kg | 73.4kg |
BMI | 27.0 | 24.4 |
体脂肪率 | 27.1% | 23.2% |
胸囲 | 92cm | 85cm |
血圧 | 122/90 | 107/76 |
γ−GTP | 88U/I | 59U/I |
中性脂肪 | 152mg/dl | 53mg/dl |
ここに挙げているのは、人間ドックの結果「B(要注意)」や「C(異常)]以下だった項目です。
それまで十数年間で積み重なったメタボを、わずか半年で「A(所見なし)」に改善することができました
その後は、ウォーキングを続けたおかげで筋力も持久力も回復しました。
そして「走る」こともできる様になり、人生で初めて挑戦したフルマラソンを見事完走できるまでになりました。
また、現在もリバウンドすること無く、徐々に体を絞っていくことが出来ています。
今の自分は習慣に作られている
- あなたはメタボを解消したくはありませんか?
- ダイエットを成功させたいと思いませんか?
大丈夫です、あなたにも出来ます。
なぜなら、面倒くさがり屋の僕にもできたんですから。
そのためには、今回ご紹介した2つの習慣を始めるだけで良いんです。
その小さな習慣が、未来のあなたを作ります。
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
やっちゃえオッサン
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