パラレルキャリアが人生の幅を広げてくれます。
でもそれって副業とは違うのでしょうか。
仕事にやりがいを見いだせず、キャリアに行き詰まりを感じていたらパラレルキャリアを始めよう。
それによって会社に人生を預けなくて良い生き方ができます。
パラレルキャリア
パラレルキャリアという言葉は聞いたことありますか?
パラレルキャリアとは、副業よりも更に幅広い活動のことを言います。
また見方によっては、一つの会社の中で多様的な仕事の経験を積んでいくことも、広義のパラレルキャリアであると考えて良いでしょう。
パラレルキャリアによって、会社に人生を預けなくて良くなります。
会社に依存する必要がなくなり、自分で人生のコースを選択できるようになります。
9年前の僕へ
パラレルキャリアは9年前の僕にぜひ知っていて欲しかった考え方です。
9年前のある休日、友人が遠方からわざわざ尋ねてくれました。
でもその日に限って、突然の休日出勤を要請されたんです。
「断る?」それとも「受ける?」
当時の僕は自分のキャリアに自信を持つことができず会社に人生を預けているような状態だったため、会社の目を気にして休日出勤を断ることができませんでした。
結局、友人と会うことを諦めて休日出勤です。
本当は長らく合っていなかったその友人と会って、積もる話を交わしたかったのに。
会社に依存していた僕は、自分のための人生を選ぶことができなかったんです。
仕事に打ち込み、人生をかけることは素晴らしいことだと思います。
でも、自分の存在価値を会社に頼り切ってしまい依存していることは悲しむべき状態です。
あなたも人生を選択権を何かに委ねていないですか?
キャリアの幅は人生の幅
一つの職種だけにこだわり、会社の中でその仕事だけを行うキャリアパスににこだわっているとどうなるでしょうか。
言葉は悪いですが「専門バカ」になってしまいます。
もちろん「専門バカ」の強みはあります。
一点に集中して時間を費やすことで、他を寄せ付けない飛び抜けた強さを持てる可能性が出てきます。
しかし一方で、あまりにもキャリアの幅が狭まってしまとキャリアが一本のロープのような「線」になってしまうリスクもあります。
キャリアという人生の道
あなたの人生を道だとイメージしてください。
ひとつだけのキャリアにこだわり過ぎると、幅の狭い一車線の道しか走れなくなってしまいます。
しかもその道から、少しも足を踏み外さないように気を配り続ける必要があります。
万一その一本道から外れてしまった時には、走るべき道が無くなってしまいます。
それは、人生でのリスクがとても大きくなってしまいますよね。
パラレルキャリアでライフレンジを広げる
パラレルキャリアはそのような幅の狭い一本道のリスクを減らしてくれます。
パラレルキャリアにより人生が複数コースになることで、例え一つの道が歩けなくなったとしても他の道を走り続けることができます。
また、パラレルキャリアとは本業の仕事以外にも積極的に、もっと別の役割を持つことだと言えます。
それにより間違いなく人生の道幅が広がります。
人生の道幅、つまり「ライフレンジ」を広くしていきましょう。
ライフレンジの広がり
パラレルキャリアによって、ライフレンジの幅が広がるとどの様な効果があるでしょうか。
パラレルキャリアでライフレンジ、つまり人生の道幅が広がります。
人生に複数の走行コースを持つことができるようになります。
複数の走行コースがあることで、例えそのうち一つが走れなくなったとしても、別のコースを走り続けることができます。
パラレルキャリアによって複数の走行コースを手に入れることで、主体的な生き方を選択できるようになります。
つまり人生で自分の走るコースを、自分で選択できるようになるということです。
更にパラレルキャリアはシングルキャリアに比べて、仕事の質を高める効果もあります。
それはキャリアの幅が広がることによって視点と経験が多様的になり、それまで持つことができなかった物事の捉え方と考え方ができるようになる効果「パラレルキャリアシナジー」を発揮できるようになるからです。
どんなことをパラレルキャリアにする
でも、どんなことをパラレルキャリアにすれば良いのでしょうか。
3つの広げ方があります。
1.未経験のことをする
まったくやったことの無い、未経験のことを始めるというのは、人生の幅を広げる一番の近道です。
でもあなたが、新しい世界に飛び出すのも怖いしどうしたら良いか分からないということであれば、普段やっている仕事とは別の会社の中での新規プロジェクトに応募してみるという一歩からでも良いでしょう。
その一歩が、キャリアの幅を広げてくれるはずです。
2.自分がやりたいこと
もし自分がやりたいことがあれば、それをキャリアにするというのはキャリアの幅を広げる一番の近道です。
やること自体に楽しみを持てるため、自然とやり続けることができます。
3.自分が悩んでいたこと
あなたが、「未経験のことを始めるのは難しいし、やりたいことも分からない」と前に進めない場合には、あなたがこれまで悩んできて解決できたことを思い出してください。
その悩みを解決したという経験は新しいキャリアの種になります。
世の中には、同じ悩みを持った人がいるはずです。
自分が悩んで解決してきたことを軸にしてキャリアを立てることで、同じ悩みを持った人の悩みを解決することができます。
社会も幸せになる
パラレルキャリアは、あなたの人生の道幅つまりライフレンジを広げてくれます。
それによって、あなたが人生を主体的に生きるようになるでしょう。
きっとあなたもパラレルキャリアによって、多くの人の悩みを解決することができるようになります。
皆がパラレルキャリアを実践することで、皆が主体的に生きることができる幸せな社会が実現できると考えています。
パラレルキャリア(英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す。
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
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