あなたは、
相手に何か興味を持ってもらいたいときや、
感動してもらいたいときってどうしていますか。
色々とプッシュして、情報を与えて、自分をさらけ出して。
もっともっと知ってもらおうと努力していませんか。
実はそれ逆効果かも。
モッタイナイです。
相手が前のめりになって話しを聞きたがる方法
仕事でも、そうで無いときでも、相手に興味を持って聞いてもらいたい。
そんな場面ありますよね。
そんな時に、
相手が前のめりになって、あなたの話を聞きたい。
そんな状態になる方法があるとしたら。
それ知りたくないですか?
隠されると興味が沸く
人は、与えられたことに対しては、当たり前に受け取ってしまうもの。
そこに情熱や感情は生まれません。
でも、
分からない?
知りたい!
教えて欲しい!!
と思うことに対しては感情が動き、情熱を持って興味を持ちます。
人をそんな状態にしてしまうのが
「隠す」ということです。
秘すれば花なり
「秘すれば花」とは、室町時代の能役者である世阿弥の言葉です。
その意味するところは、
隠すことによって、
深遠なものではないとしても
誰も気付いていないという、
珍しさ、意外性によって
感動を生むことができるという意味。
つまり、隠すことで価値が上がるのです。
秘する花を知ること。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。この分け目を知ること、肝要の花なり。そもそも、一切の事(じ)、諸道芸(しょどうげい)において、その家々に秘事(ひじ)と申すは、秘するによりて大用(たいよう)あるがゆゑなり。しかれば、秘事といふことをあらはせば、させることにてもなきものなり。これを、「させることにてもなし」と言ふ人は、いまだ秘事といふことの大用を知らぬがゆゑなり。まづ、この花の口伝(くでん)におきても、「ただめづらしきが花ぞ」と皆知るならば、「さてはめづらしきことあるべし」と思ひまうけたらむ見物衆(けんぶつしゅ)の前にては、たとひめづらしきことをするとも、見手(みて)の心にめづらしき感はあるべからず。見る人のため花ぞとも知らねこそ、為手の花にはなるべけれ。されば、見る人は、ただ思ひのほかにおもしろき上手とばかり見て、これは花ぞとも知らぬが、為手の花なり。さるほどに、人の心に思ひも寄らぬ感を催す手だて、これ花なり。
(世阿弥|風姿花伝)
興味と感動を引き出す
あなたがもし、
相手に前のめりなって話しを聞いてほしい
というような場面があるとしたら。
全てをさらけ出すのではなく、少し隠してみる。
そうすることで、相手の興味が引き出されます。
相手は、前のめりになって興味を持って話しを聞いてくれます。
その話しに感動してくれるかもしれません。
モッタイナイをモットミタイに
全部さらけ出すのは
モッタイナイです。
少し隠して
モットミタイ(もっと見たい)状態にしましょう。
ぜひ試してください。
さあ、やっちゃいましょう!
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
やっちゃえオッサン
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