あなたが奥さん・パートナーに何かをしてもらったときを思い出してください。
なんて言葉を伝えてますか。
言葉一つでその行為を拒絶することにもなり、受け入れることにもなります。
せっかく相手がしてくれた行為は感謝で受け取りましょう。
あっという間の20年目
早いもので、妻とは今年で結婚20年目を迎えようとしています。
僕が結婚当初に妻から言われたことがあります。
それは「ありがとう」を言おうということ。
今でも意識して伝えている言葉
その頃、僕は他人に何かをしてもらったときには
「すまんね」とか「悪いね」と言う言葉を使っていました。
何かしてもらって申し訳ないなと言う気持ちを表していたんだと思います。
そんなある日のことです。
妻に何か手伝ってもらったのかプレゼントをもらったのか、そこは思い出せないのですが、
その好意の行為に対していつものように僕は「すまんね」という言葉を妻に言いました。
この後のシーンは今でもハッキリと覚えています。
妻からこう提案があったのです。
「他人に何かしてもらったら『すまんね』って言うんじゃなくて、『ありがとう』って感謝で返そうよ」と。
心のギフトを感謝の言葉で返す
妻の提案を聞いて
僕は、はっとしました。
それまでの僕は、
してもらった行為に対して感謝よりも先に
申し訳ないという気持ちが出ていたのです。
このとき僕は、
妻が僕のために僕のことを思ってしてくれたことに対して
「すまんね」と言った。
そのことで暗に
「申し訳ない。もうこんなことしなくていいよ」
と言ったのと同じだと捉えられたのだろうと。
言葉は発する側の意図だけではなく受け取る相手の解釈で完成します。
僕が「すまんね」と言ったことで、妻の好意を受取拒否していたんだと気付きました。
それ以来、妻に対しては心がけて「ありがとう」を伝えるようにしています。
妻から僕への心のギフトに対して、感謝を言葉で返します。
育ってきた環境が違うから
当たり前だと思ってることも、何かに対する反応も、人によって異なる。
それは当然です。
でも言葉は相対。
拒絶と受け入れ
「すまないね」は相手がしてくれた行為に対して申し訳ないという恐縮と、
こんなことまでしなくていいよ。という拒絶の言葉。
「ありがとう」は
相手がしてくれた行為を受け入れる言葉。
喜びを伝える感謝の言葉。
だと思っています。
もちろん言葉なんで、発する背景やシチュエーションもあるでしょうが。
せっかくの相手の行為を恐縮と拒絶で遠慮するのではなく
最大限に受け入れ感謝を返す。
そして受けた喜びを伝える。
その方がお互いに嬉しい気持ちになれる。
夫婦は関係を築き上げていくもの
「親子」は「親子である」ところから関係がスタートします。
でも
「夫婦」は「夫婦になる」。
関係を築き上げていくものだと思っています。
その関係を築いていく時には、好意の拒絶ではなく、受け取り感謝の積み重ねが良い。
そんな思いで意識して言うようにしています。
どんな小さな行為にも
「ありがとう」を
あなたは今日、何回の「ありがとう」を奥さん・パートナーに伝えましたか?
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
やっちゃえオッサン
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