仕事で成果を出しながら、 自分と家族との時間を取り戻す!
やっちゃえ!オッサン 吉乃建志です。
新人への教育や異動に伴う引き継ぎなど、
人に仕事を教える状況というのは、立場に関わらず出てきますよね。
そんなとき、あなたは上手に教えることが出来ていますか。
「あの人教えるのが下手だな」なんて、言われている心配はありませんか。
教えるの下手だから・・・
先日、仕事の引き継ぎで後任のAさんにレクチャーしていた時です。
一通り、説明を終えた後の会話。
僕:もしも今後、分からないことがあったら、同じ部署のBさんに聞いたら良いよ
Aさん:そうですか。分かりました。
でも・・・
Bさんは、教えるのが下手だからな・・・
僕:教えるのが下手???
このセリフに一瞬ドキっとしました。
『僕は、上手に教えることが出来たのだろうか?』
『そもそも、教えるのが下手ってどんな状態??』
下手な教え方の意味
Aさんに話しを聞いてみると、
「Bさんは、話しが直ぐ脱線する」
「教えてほしいこと以外の話しが長くて・・・」
「話しを聞いても疑問が解消しない」
ということでした。
話しが広がりすぎる!
Bさんのことは、よく知っているのですが、とても仕事が出来る人です。
でも、一度に沢山のことを伝えたい一心で
あれもこれもと話を広げてしてしまうのです。
これが教わる側のAさんからすると、
教えたもらいたい情報以外のことはノイズになってしまい
返って、全体的に理解が進まない。
教わる側が聞きたい情報 < 教える側が伝える情報
こんな状態になっていました。
これがBさんにとっては、
「教えるのが下手」という表現になったんですね。
教え上手になるには、集中しよう
教える側のBさんは
まず、相手が教えてほしいことは何か、
相手が疑問に思っていることが何か、
を考えて、
その相手の知りたいこと、知ってほしいことに
集中して伝えるべきだということです。
それを意識するだけで、「教え上手」になれます。
上手な教わり方
とは言え、Bさんに教え方を変えてほしいと
お願いするのも難しい場合がありますよね。
そこで、教わる側のAさんが出来ることは何か
逆の面から考えてみました。
上手な教わり方3ポイント
1.最初に明確に伝える。
何について教えてほしいのか
何が疑問なのか
教えてもらった後にどんな事が出来る(分かる)とようになっていたいか
2.教えてもらっている途中で話しが逸れていった場合
「なるほど」
「ただ、○○についてはまだ理解が深まっていません。○○について説明をお願いします」
3.教えてもらった後に、理解したことを確認する
「今回、教えてもらった内容は○○ですね。もし、理解が間違っていたり不足していたら教えてください。」
これが、「上手な教わり方3ポイント」です。
教え上手を目指そう
さて、本日も引き継ぎレクチャーを行ったのですが、
早速Aさんに対して次のことを試してみました。
1.まず、ここまでのレクチャーについて
1)Aさんが疑問に思っていることを確認
2)理解度を確認するためにこれまで教えたことを、敢えてAさんに説明してもらい理解が不十分な点を確認
3)疑問点と理解を深めてもらいたい点を再度レクチャー
2.今日のレクチャーでAさんに理解してほしいことを共有
3.レクチャー後は、疑問点と理解が不安なところを確認
教わり上手になろう
今回、
相手の教えてほしいことは何か、
疑問に思っていることは何かを意識した「教え方」を行いました。
同時に、Aさんに対しては
「教わり上手になったらいいよ」
ということで伝えています。
あなたが、教える側になるとしても、上手に伝える「教え上手に」
教わる側になったとしても、上手に伝えてもらう「教わり上手に」
出発点は、相手が教えてほしいことと疑問に思っていること。
これの共有です。
そうすることで、教えることも、教わる側も終わった後にスッキリ。
充実した時間にすることができます。
さあ、やっちゃいましょう!
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
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