仕事で成果を出しながら、 自分と家族との時間を取り戻す!
やっちゃえ!オッサン 吉乃建志です。
どうすれば、教えるのが上手になれるかな。
あなたは、そんな悩みを持っていませんか。
新人への教育や異動に伴う引き継ぎなど。
人に仕事を教える状況というのは、立場に関わらず出てきます。
そんな時に、上手に教えるにはどうすれば良いのでしょう。
先日の記事へのフィードバック
先日、書いた記事
『「教えるの下手」ってどうゆうこと?あなたの教え方大丈夫?』
に対して、フィードバックを頂いています。
色々なご意見から、新しい視点での気づきもありました。
ありがとうございます。
実はこの記事、教える側のBさんではなく、教わる側のAさんの立場で書いた内容です。
しかし、教える側のBさんの視点での内容も読みたいとのご要望も。
そこで今回は、Bさん側の視点で書きました。
「教えるのが下手なBさん」は教え上手になれるの?
ちなみに「教えるのが下手」ってどんなことなのでしょうか?
実際に、Bさんから仕事を教えてもらったAさんに話しを聞いてみると、
「Bさんは、話しが直ぐ脱線する」
「教えてほしいこと以外の話しが長くて・・・」
「話しを聞いても疑問が解消しない」
ということでした。
※この辺りの、経緯は前回の記事をご参照ください。
「教えるのが上手」に変身できる可能性
逆に言えば、Aさんが言っていること。
これが、解消できれば「教えるのが下手」な状態から脱出できる。
更には、教えるのが上手に変身できる可能性があるということです。
「教えるのが下手なBさん」
が
「教えるのが上手なBさん」
になるためにどうすれば良いか。
あなたに同じ不安はない?
もしあなたが、
「もしかして自分も教えるのが下手かも?」
「話したことが伝わっていないかも?」
という不安を少しでも持っているのなら。
教える側のBさんの立場で、この先を読んでみてください。
「教え上手」になる三種の神器
「教え上手」になるために、あなたが手にするのは三種の神器です。
その1:あなたの評価が上がる未来をイメージ
そもそも「教えるのが下手」なことで、あなたは何に困りますか?
Aさんに、「教えるのが下手」と言われていることを知って嫌な気分になってしまう。
そんな気持ちの問題はあるかもしれません。
しかし、そんなことだけではありません。
教えたり伝えたりというコミュニケーションに多くの時間を費やしていませんか?
しかも、その結果「良く分からない」と言われてしまったり。
教えるのが上手になると手に入る未来
そんな「教えるのが下手」な状態を解消し、「教えるのが上手」になることで、もっとポジティブな未来があるということを理解しましょう。
「教えるのが上手」というのは、自分が持っている情報を、相手に受け取ってもらえるということです。
教え上手は伝え上手です。
教える・伝えるというのは、別にレクチャーをするというシーンだけではありません。
同僚への仕事の依頼、他部門と協力しての業務遂行ということもあります。
上司への報告や相談も「伝える」ということです。
評価も上がり、使える時間も増える
つまり、「教えるのが上手」になることで、仕事上のコミュニケーションも円滑になります。
コミュニケーション能力は、会社での評価のポイントになっているのではないでしょうか。
更に、何時間も何日も時間を費やしていた依頼や報告、相談などのコミュニケーションが、10分で済むようになるとしたら。
あなたの評価も上がり、使える時間も増える。
そんな未来が欲しくはないでしょうか。
もし、欲しければ「教えるのが上手」を目指しましょう。
その2:教える側のフレーム
教える側のフレームを手にしましょう。
そのフレームには、教える目的、絞られた重点ポイント、理解度を測るためのチェックリストなどの枠を、あらかじめ記載します。
その枠に、レクチャーすべき内容を記載して、フレームに沿ってレクチャーを実施します。
脱線の原因を解消
話しが脱線してしまうのは、フレームが無いから。
枠が無いから、あれもこれもと伝えたくなって枠の外までどんどん話しが広がってしまう。
フレームがあることで、その場で本当に伝えるべき内容にフォーカスできるようになります。
その3:ギャップを埋めるフィードバック
前回の記事では、教わる側のAさんと教える側のBさんとの間で、コミュニケーションギャップが生じていました。
教わる側が聞きたい情報 < 教える側が伝える情報
という状態です。
あなたが、Bさんの立場だとしましょう。
仮に、Aさんとあなただけで会話を重ねたとします。
しかし、コミュニケーションギャップを埋めようとしても上手く行かないかもしれない。
他人の力を借りよう
このギャップを埋める事が重要なのですが、当人同士では中々その解消は難しいのです。
なぜなら、人間は自分のことって意外と分からないものだから。
そんな時には、第三者の力を借りましょう。
上司でも、同僚でも結構です。
この第三者(Cさん)の力を借りることで、当人同士だけでは気づかなかった問題を浮き彫りにできる可能性があります。
・Cさんは、Aさんに、予め教えてほしい内容、分からないポイントを聞いておく。
その上で、
・Cさんは、あなたから、レクチャー受ける。
2つのフィードバックを受けよう
あなたが、Cさんからフィードバックを受ける点は2つです
1つは、あなた自身の理解度が十分であるかどうか。
Aさんに上手に教えられていなかった原因に、実は理解度の不足ということ無いかを確認します。
もし、理解度に不足があれば、その不足ポイントをCさんから教えてもらいます。
もうひとつは、
Cさんがあなたのレクチャーを受けて、Aさんから予め聞いておいた疑問点は解消したかどうかを確認します。
もし、教えてほしい内容、分からないポイントに対して不足している点があったり、ズレた内容が多かったりする場合には、その改善点を教えてもらいます。
これらの、フィードバックからあなたも確実に「教え上手」に近づくことが出来ます。
記事に頂いたフィードバック
(一部の言い回しや表現は修正させて頂きました)
前回の記事に頂いたフィードバックが、今回の内容や今後の行動に大変参考になりました。
普通、教えるのが下手だと言われたらどうやったら上手に教えられるかと考えるが教えられる側が上手くなろうよという内容。なぜその発想になったか?知りたい。
Aさんの立場に立って分かりやすい内容だった。今度はBさんだったらという立場で書いてもらいたい。両者の視点での話しを見比べられると良い。
Bさんに気づきを与えることができれば、Bさんの会社での中で評価が上がるのでは無いか。結果として、Aさんの仕事も効率的になっていくのでは無いか。
結構あるある話だと思った。教えたがり人は、出来る人であるがため、話しが広がってしまいがちになる。しかし、AさんとBさんが同じキーワードで話しが出来ているのか疑問に感じた。Bさんは「これから話す内容は○○です」と、予め宣言すれば話しが発散しないのでは無いか。この話しの先の結果を知りたい。
私だったら「Bさんから仕事を学ぶ方法」や「Bさんの取り扱い説明書」を作り、引き継ぎが必要な部下の方々に手渡したいと思った。
教えるのが下手なBさんについて、明確には書かれてないが吉乃さんと同じ部署・もしくは同じ業務に携わっていると推測した。つまり、Bさんは吉乃さんが抱えている状況を共有している立場なのかと思った。その上でBさんに対しては、私であればAさんが視点で質問をしてみようと思う。Bさんがそもそも十分理解できているのか確認したい。Bさんが部下や後輩なのであれば、もっと良くなるように回答の仕方など気づきを与える機会になるのではないか。
「教わる側が聞きたい情報 < 教える側が伝える情報」に激しく同意。教える立場になると、どうしても持っている情報を隅々まで教えたくなる。しかし、相手は「そこは別にいいんだけど…」「情報量多すぎて何いってるかわからない…」となってしまうと感じた。また、こういったシチュエーションだと「教える側」の問題にフォーカスしがちになるが、「教わり上手」になるという視点は自分には欠けていた。
最終的には「教える側」「教わる側」のコミュニケーション次第になっていくと思う。引継ぎの目的やフォーカスポイント、そしてそれを理解できたかのチェックリストを引継書に敢えて明記するなどすると、行き違いが少なくなるのでは?と感じた。
大切なのは目的を見失わないこと
レクチャーにしても、依頼にしても、仕事のコミュニケーションで大事なのは、目的を共有して見失わないこと。
これを忘れると、独りよがりになってしまい、お互いモヤモヤした状態に。
結果として、成果も上がりません。
なので、まず目的を。
その上で、三種の神器を手にして「教えるのが上手」になる。
さあ、やっちゃいましょう!
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
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