忙しくて「時間が足りない」ということはありませんか。
その時間欠乏感には3つの原因があります。
そして、その時間欠乏感は、たった1つのことを決めるだけで解消することができるんです。
いつも時間が足りないのは「時間欠乏症」
質問です。
あなたは、次のような感覚に囚われていませんか?
- 常に何事かに追われている
- 休日になっても次の仕事が気になりのんびりできない
- 何かが終わってもまだ物足りない
もしあなたが、このようなことが気になり、いつも時間が足りない。
こういう感覚があるのなら「時間欠乏症」の可能性があります。
時間欠乏症になる3つの原因
時間欠乏症になってしまう。
それには3つの原因があります。
- 取り組み方に問題がある
- PDCAがない
- ビジョンの欠落
1.取り組み方に問題がある
これは、正しい手順を知らない、効率の良い方法が分からない、といった状況です。
こういった「やり方」という知識が不足している場合はどうなるか。
本来であれば、出来るだけの時間を掛けているにもかかわらず、思い通りの結果にならないという結果を招いてしまいます。
そのため、時間が足りないという事実が残ります。
では、この取り組み方に問題がある場合の解消方法は、どうすれば良いでしょうか。
それには、
- 正しいやり方を学ぶ
- 効率化を図る
といった学習を行うことで、このケースの「時間欠乏症」を解決できます。
2.PDCAがない
例えば何かに取り組んで、その結果が十分でないと感じたとします。
十分でないと感じるのは、量か質のどちらかに満足できていないためです。
それは、
(1)やりたかったこと > 掛けられる時間
(2)やったこと < 使った時間
どちらかです。
PDCAに照らし合わせてみると次の通りです。
(PDCA=Plan:計画 Do:実行 Check:評価 Act:改善)
(1)やりたかったこと > 掛けられる時間
(1)は計画「P」の段階で無理があるということ。
実行「D」しても満足な結果は得られません。
つまり、
「やりたいこと」を減らす
または、
「掛ける時間」を増やす
どちらかの計画の修正が必要です。
(2)やったこと < 使った時間
(2)は評価「C」の結果、計画した結果を得るために時間を掛けすぎた、という状態です。
既に結果は出ているため、改善「A」によって、次の計画に反映させることが必要になります。
PDCA
このように(1)、(2)共に「PDCA」のプロセスが欠落していることが原因です。
時間が無いと感じているからこそ、やみくもに取り組んでいてはダメということですね。
逆にPDCAのプロセスを回していくことで、このケースの「時間欠乏症」を解決できます。
3.ビジョンの欠落
実は一番問題となるのが、この3つ目のケースです。
何をやりたい、
どこ迄やりたい
という期待値が際限なく青天井になってしまいます。
ビジョンが欠落しているために、いくらやっても満たされない状態が続いてしまう。
これはまるで、ザルに水を注いでいるようなものです。
この状態から脱出するためには、そもそもビジョンを持つことです。
- 何をやるのか
- どれだけやりたいのか
- いつまでにやりたいのか
この「器」をしっかりと定めることです。
それにより、何に時間を使うべきなのかが判断出来るようになります。
そうでなければ、闇雲に時間を費やしてしまうことになります。
そのため、色々なことを一生懸命やり続けても的を射た結果にはなりません。
時間だけ浪費して「器」は一向に満たされないことになります。
つまりこのケースでは、自分が満たしたいビジョンという「器」を最初にしっかり決めることです。
人生のビジョン「器」を決め時間欠乏症を解消
そしてこの「器」を定めることは、
取り組み方といった知識を得ることや
PDCAプロセスを回すというテクニックよりも重要なんです。
人生においても先ず決めておくべき最優先事項です。
思い浮かべてください。
あなたが満たしたい「器」はどんな形で、どんな大きさですか?
【人生とは時間の使い方】
ミッション:自分が楽しいと思えるコースを、いつでも何度でも走り始められる。誰もが自立して生きていける社会の実現を目指して。
バリュー:無駄な仕事や突然の問題発生、幸せの実現を邪魔する不安や悩みを解決・解消していく。
■吉乃 建志(よしのケンジ)プロフィール■
妻と娘と三人家族/システムエンジニア/40歳過ぎでフルマラソンに挑戦し完走/日本全国巡ることをライフワークに決めた「旅」と「食」を楽しむスキマ旅ブラリスト/本業も副業も成果を出しプライベートも充実できるハイブリッドワーカー
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吉乃 建志
やっちゃえオッサン
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